今回は藤本師範のプロフィールを紹介します。その生い立ちや性格、趣味などはあまり皆さんに知られていないのではないか?と勝手に想像し、以下インタビュー形式で回答してもらいました。

 

「僭越ではございますが・・・」
師範  藤本 恵祐

2006年09月24日

 ついに湘南藤沢道場指導員の叢(く さむら)可奈子嬢がコラムデビューしましたね。本人は謙遜してますが、なかなかイカス、華の女子大生であります。 

 さて、私とよく一緒に居酒屋に繰り出してお付き合い頂いている方は、今回のコラムは読み飛ばしてください。きっと幾度となくエンドレステープのようにお喋りした内容ばかりだと思いますので(笑) 

Q)お生まれは?九州男児と聞きましたが。

A)熊本県宇土市というところです。ムツゴロウで有名な有明海沿岸の漁村に  生まれました。1961年のことです。日本が戦争から立ち直り、少しづつ  田舎の暮らしも豊かになってきた頃ですかね。電話やテレビもありましたし。でも、海岸にはゼロ戦の残骸らしきものが放置されていたり、実家の壁に米軍戦闘機の機銃掃射の跡が残っていたりして、まあ、そんな時代です。 

Q)どんな少年時代でしたか?

A)お茶目な子供で、3歳で地元の皆さんとバス旅行した際に、バスガイドのマイクを離さずずっと歌ってたそうです。きっと今のカラオケ好きは、その時の影響かも知れません(笑)スポーツでは、水泳、サッカー、陸上、柔道など色んな経験をしました。(みな下手クソでしたが・・・)

Q)ご兄弟は?

A)6歳下の妹が1人です。僕より手先は不器用だと思いますが、今何故か医者をやっています。まあ、私より落ち着いた性格で、むこうが姉貴みたいな感じもしますが。でも一度も喧嘩したことはありません。仲はいいほうですかね。 

Q)空手を始めたきっかけは?

A)僕らの世代の空手家の大半が、香港アクション映画スターのブルース・リーに憧れて始めたんじゃないでしょうかね。僕もその口ですが、もうひとつ、父親がやってた、というのも背景にあったのかも知れません。でも、あのブルース・リーの華麗なヌンチャクも日本のアクション俳優からの逆輸入だったと最近知りました。

Q)自分の性格で好きなところ、嫌いなところを教えてください。ついでに血液型も。

A)うーん、好きなところは、やはりお茶目なところ。嫌いなところは、心配性で完璧主義なところですかね。逆に道場の皆さんに聞いてみたいです。血液型はAB型です。「やっぱり」って感じですか?ははは....。

Q)今までの人生で一番嬉しかったときは?逆に悲しかったときは?

A)やっぱり子供が生まれたときが一番嬉しかったかなー。今考えると。悲しかったことは、大好きだった祖父母を亡くしたときですね。あと、九州の実家で飼ってたペットのリリー(マルチーズ犬)が死んだと、電話で聞いたときは号泣しました。誰よりも僕の気持ちを理解してくれていたような気がしていたので。

Q)憧れの女性のタイプ、尊敬する人、好きな食べ物やお酒はどうでしょう。

A)おっと、きましたね核心の質問。憧れの女性のタイプは、まあイメージで言え女優&歌手の柴咲コウさんですかね。あの輝く瞳がなんとも素敵ですね〜。(家内の次に・・・) 。あっ、何故か女優の戸田恵子さんも好きなタイプです。それから、尊敬する人は、まだ現役で活躍している方ですと俳優の渡 哲也さんですね、ズバリ。なんせ自分の息子にも哲也ってつけたくらいですから。あの男らしい生き様がいいですね。学生時代はA学院で空手部所属だったそうで。食べ物は何でもイケますが、そうですね、バッテラとか、タレ焼きの鳥皮とかが特に好物ですかね。お酒は芋焼酎派で、多分1人で2〜3時間くらいあれば1升は大丈夫だと思います(その代わり、ちゃんと家まで連れて帰ってください) 

Q)普段のお仕事は?

A)IT関係の企業に勤めていますが、なかなか日進月歩のテクノロジーには着いてゆけませんね。便利な社会を実現する一方で、コンピュータに人間が支配されないよう注意することも大切だと思っています。ちなみに所属は営業です。何だか自分では似合っていないような気もしていますが・・・・。 

Q)趣味は何ですか?意外な趣味があったりして。

A)これがまた地味なんですよ。古銭の収集。ほら、時代劇の銭形平次が捕り物の時に悪党に投げつける四角い穴の空いた昔の貨幣なんか・・・。あとはプラモ造りですかね。今はなかなか時間作れずにやってませんけど。要は、ひとりきりの静かな時間でやれるものが好きですね。あっ、実はバイクに乗るのも大好きです。今度藤沢道場でバイクのツーリングクラブを作る計画があるとか・・・仲間に是非入れてください!

Q)好きな言葉を紹介してください。

A)色々ありますが、やっぱりTOPは「一日一生」(いちじついっしょう)ですね。「一日一善」とは違いますよ〜。人生は、一日一日に区切りをつけて毎日を大切に生きよ、という意味です。人間なかなか過去を引きずり、将来を心配してヤキモキすることが多い生き物なんですけど、そんなときにこの言葉を思い出しますね。 

Q)空手をやっていて一番良かったことは何ですか?

A)空手をやっていて損したことはひとつもありませんよ。そうですね、強いて一番良かったことをあげれば、道場の皆さんと出会えたことでしょうか。死ぬまで稽古を続けるつもりです(笑)

Q)今日はもう、インタビューの時間がありません。最後に道場の皆さんにひとこと。

A)えっ、随分短いインタビューですねー。そうですね〜、まあ、沖縄の言葉で「いちゃりば ちょーで」(出会えば皆兄弟)というのがあります。まさにそれ。空手で出会ったわけですが、どうぞ生涯のお付き合いを。同世代の会員の皆さんと、将来は「沖空会ジジ・ババ支部」でも結成して暴れますか!(飲み会だけやってたりして) 

次回は少しお役に立てるコラムネタを考えておきますのでお許しをば。