私と空手
指導員  叢 可奈子

 2006年10月30日

突然ですが、私は大学で社会学を学んでおります。これがなかなか奥が深くて、いわゆる歴史、地理、公民といった社会科とは違うんです。じゃあ何?といわれると、恥ずかしながら上手く答えられません。。。なので、実際にどんな科目があるのかを一部紹介しますと「国際関係論」「広告消費文化論」「歴史社会学」などなどです。・・・あぁ、頭が痛くなってきました。

勉強は苦手です。社会学を学んでいるとよく「ハビトゥス」という言葉を耳にします。これは何かといいますと「社会化過程のなかで習得され、身に着いた一定のものの見方、感じ方、振舞い方などを持続的に生み出していく性向」ということになります。・・・まーったく意味がわかりません。

ですが最近、理解しがたいこの概念を「あ!こうゆうこと・・・かも!」と思える、ある出来事があったのです。それは・・・私が「夜道がたいして怖くない」という私に気付いた事。知りませんでした。女の子は普通あんなにも夜道を怖がるものだとは。。。ということは・・・これって、わたしが空手の稽古を続けたことで習得した「ハビトゥス」?!

社会学をよく理解していらっしゃる方には笑われてしまいそうです。ですが、大学の授業と私と空手が繋がったこの感覚はちょっと私を嬉しい気分にさせてくれたのです。今回は、自分でも分かりづらい内容になってしまいましたが、最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。