「国際力アップ」

師範代    平尾 裕子

 2006年11月18日

  18日、藤沢道場に海外からの見学者が二人、そのうち一人は入会、もう一人は来週体験、という事になり、「平尾さんの英語力が試せる時が来ましたね」と師範に言われました。

 今まで、いろんな海外からのお客様がいらっしゃいましたが、空手の稽古では、そのまま日本語です。準備運動、補助運動等、全く同じ事が世界中でされている事に感心します。

 ただやっぱり、技法や解釈等を説明するには英語が必要となってきます。横田道場で阿部先生が、回し突きをフックパンチと言ったりしているのは、確かにわかりやすいなと思います。

 私は入門したころ、藤沢道場にはドナルド先生がいらっしゃり、突き、蹴り、廻し受け等、基本をよく教わりました。その時、ドン先生は、ゆっくり何度も手本を見せて下さり、突きを出す時の拳のひねり方、肘の出し方など、説明等なくても、鮮明に残っています。と、いうわけで、私の方針は、ドン流に決めました。

 一応、念のため言っておきますが、全く話せない事もないんです。英検二級なんて持っている、英語英文学科卒(短大ですけど)なんです。

 ただ性格が引っ込み思案っていうんですか、私がしゃべらなくてもいいな〜と思って、聞いています。内容はわかるので、頷いたり、笑ったり、これまた、ジェスチャーで参加してますね。

 さ、この冬、私の英語力がアップするか、ジェスチャー力(りょく)がアップするか、試される時です。