四月の風景

指導員   里見 睦

 2007年04月22日

 四月になると電車なんかで見かける初ういしいスーツ姿の、みるからに新社会人という雰囲気の人。なんかいいですね!私の職場にもこの四月に入社して二週間の研修を終えた新人の女性が二人配属されてきました。若くてキラキラしていて、正に希望に満あふれているっていう感じです!先輩のいう事を素直に聞いて、分からない事があればすぐに聞いてきて、よくわからないままにしておかない態度に好感がもてます。細かい事もメモして、忘れないように、同じ事を二度聞かないようにと仕事に対して真剣に取り組んでいます。これから経験を積んで、資格も取ってと本当に意欲的です。そんな姿がまぶしいです!!私も質問されて答えられなかったら恥ずかしいので家で資料を見直したり、あらためて仕事に対する気持ちを振り返ってちょっと慣れすぎてたかなと反省したりしました。

 仕事に限らず何にでも、たまにはスタートラインに心を戻して自分を見つめ直す事が必要だと感じました。空手にしても、私はこの頃型をやって行くと、完子和、完周まではいいのですが十戦あたりで「アレッ???」っていう事がけっこうあります。指導者としては恥ずかしい事ですよね!藤本先生がおっしゃるには型を三戦から三十六まで続けて間違いなく出来るまで十年かかるという事ですが、私はその三倍くらいかかりそうです!

 三戦から今習っている型までを一日一回やるのが理想ですが、毎日は無理なので、私はこの頃夕方の犬の散歩の時、公園の隅で時々こっそりやっています。これからなるべく続けていくよう頑張ります!初心に返る事の大切さに気付かされた四月でした。