「インストラクターとして考える事…その3」

師範代    平尾 裕子

 2007年05月29日

  今月、テニスのインストラクター合宿に行ってきました。トレーニングにおけるチーティング(ごまかし)を防ぐ、と、初めて、チーティングという言葉を耳にしました。

 これは例えば、伸脚運動をしていても膝が曲がっている、これでは伸脚にならない、ごまかしである。例えば、屈伸運動していても、かかとが上がっている、これもごまかしである。と身近でいうとこんな感じです。

 教える人や本人が、どの部分をどうするトレーニングをしているのか、そのためにどんな動きが必要か、わかっていないと、ごまかしが生じて、意味をなさない、という訳です。

 よく目にする光景は、四股立ちと言っても足を開いているだけ…とか、言ってあげて気付かせてあげないと、何のためにもなりませんね。

 見抜く事、本人に気付かせる事、小さい子供は、サボるつもりなどなく、知らないだけなんです。体の使い方まで、丁寧に伝えたいですね。
 

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