腰の話

指導員   里見 睦

 2007年06月21日

 梅雨に入ったとは言え、連日の晴天で「いったい雨はどうしたの?」とぼやきたくなる今日この頃です。夏の水不足も心配ですし、季節が季節ですからどうしてもカラッとはいかなくて、なんとなくじめっとした湿度の高い晴れなんですよね。体調を崩しやすいですから、しっかり健康管理を心がけましょう…と言ってるそばから私は腰を痛めてしまいました。

 介護の仕事をしているので、どうしても負担がかかってしまうと承知して気を付けてはいたのですがとうとうやってしまいました。「腰は体の要」だから大切なんだとわかってはいましたが、実際痛めてみるとやはり腰の重要性を実感します。

 普段の生活の中での不自由さももちろんですが、「無理しないようにできるはんいで…」と自分に言い聞かせて空手の稽古にも行ったのですが、まず突きに力が入らない、蹴りの時体を支えられない、高く蹴れない、バランスがとりづらい。

 型の時には腰が入らないのでスピーディーで力強い動きができず、メリハリのない、なんとも間の抜けたものになってしまいます。でも反対にゆっくりやって細かいところをひとつひとつ確認しながらできたのは良かったと思います。

 腰って空手にとっても本当に大事んですね。真面目にリハビリし、薬も忘れずにちゃんと飲んで、早く治して力いっぱい稽古したいです!