「焼酎のオンザロックについて(ほろ酔い気分で)考える・・・の巻き」
師範  藤本 恵祐

 2007年7月8日

 私は焼酎が大好きです。先日も学生時代の友人と一杯やりました。大きめのグラスに芋焼酎とミネラルウォーターを程よく注いでロックアイスをひとつ。 

眺めていると、焼酎に浮かんだ氷がなんともまた輝かしく、「早く飲んでくれ〜」と言わんばかり・・・。二杯、三杯と重ねて行くうちにふと思いました。「氷ってどうしてこうも魅力的にぷかぷかグラスの中で浮かんでいるんだろ・・・」 

さて、本題です。グラスに浮かべた氷は、当たり前ですが、水の中に沈んでいる部分と水の上にはみ出た部分があります。大きな氷ほど、沈んでいる部分もはみ出た部分も大きい。

 これはひょっとして空手にも通じるかも知れない・・・。技術的にも実力的にも優れ高い評価を受けている人は、一見表面上の素晴らしさ(つまり水の上にはみ出た部分)にしか思い至らないが、実はそれと同じくらい目に見えない下積みの努力(水の中に沈んだ部分)があるからこそ評価を受けるに違いない・・・・。

 勉強が出来る人も、仕事が出来る人も、空手が上手な人も、カラオケがうまい人も、全て表面には見えないたくさんの下積み部分があってこそ光ってるんじゃないでしょうか。

 私達もこれからはこの下積みの努力をコツコツ続け、大きく、きらきら輝くロックアイスのような存在になりたいものですね。 

いやー、今回はお酒を飲むのも空手の修行とは決して無関係ではないことが説明できて、投稿した甲斐があった、とひとり満足しています(笑)

 (ちなみにコラム原稿作成時はお酒飲んでませんので念のため)

 

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