「眼のトレーニング」

師範代    平尾 裕子

 2007年07月24日

  最近、テニスのレッスンに眼のトレーニングを取り入れています。二人一組で、ボールを一人一つずつ持ち、相手に投げながら、来るボールをキャッチするというものです。先ず、行動を頭で理解する事。相手に正しく投げる能力。来るボールを見極める眼の力、キャッチする能力。もちろん予測も含まれます。

 見るのは一点ではありません。あそこに投げるぞという時、必ず見据えますよね、見すぎると反対に反応が遅くなるのです。

 さて、空手の組み手はどうでしょうか。同じではないでしょうか?相手の手や足だけを見るのではなく、相手の目を中心に全体を見ていませんか?何となく全体を見る力は、一点を見る力より頼りになります。

 そんなどんなスポーツにも共通するトレーニング方法です。機会があればお見せしますね。
 

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