「新潟に来てね!」 |
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指導員 里見 睦 |
2007年08月05日 |
先の新潟県中越沖地震で、私の故郷新潟は大きな被害をうけました。もう二週間以上にもなる避難所生活の久々、特にお年寄りの健康面への影響と精神的な重圧を思うと胸が痛みます。 地震関連のニュースがテレビで流れる度、何かしていても動きが止まって、落ち着かない気持ちになります。原子力発電所のトラブルの影響で観光客の減少も気になります。新聞では例年の一割とか…。 私も学生の頃民宿や海の家のアルバイトをしていたので、湘南の海のように、にぎやかな海岸が戻って来て欲しいです。そうは言っても放射能の影響はどうなのか?心配ですよね! 来日予定だったイタリアのサッカーチームが「日本はチェルノブイリのようになっている」という誤った噂のために来日を取り止めてしまったという話を聞きました。でも柏崎に近い鯨波海水浴場をはじめ県内11ケ所の海水浴場で放射能調査が行われましたが、放射性物質は検出されませんでした。原子力発電所周辺、半径10km 以内の農畜産物や県内各地の水産物からも放射性物質は検出されませんでした。美味しい新潟産の魚や野菜を安心して食べて欲しい、そして青く透明な海で泳いで下さい。 新潟まで行けない人は渋谷の表参道に新潟のPR館「表参道新潟館ネスパス」というのがあるので是非行ってみて下さい。魚沼産コシヒカリをはじめ新潟の美味しい物がいっぱいありますよ!あっ、ついPRに力が入ってしまいました(笑) 私は美しく豊かな海とみずみずしい緑の山の故郷新潟が大好きです。地震の後で全国からボランティアに来てくれたり、義援金が寄せられたりと人の優しさを感じて心が暖かくなりました。それに応えて新潟の人々も震災に負けず頑張っていると思います! 自然の驚異の前で人間の力は無力に等しいかもしれませんが、心と心のつながりで固く結びついて強くなり、再び立ち上がる力が持てるのだと思いました。 |