9月23日に藤沢市立村岡小学校体育館に於いて第11回沖空会首都圏空手道選手権大会が行われました。120名近くの選手が参加し、今までにない大きな大会となりました。
私は少年クラスのBコートの担当でしたが始めて大会にでる白・オレンジ帯の選手の「大会ってどんなかな?」「人がたくさんいるんだなあ!」「間違えないで上手く出来るかな?」なんていうドキドキが伝わってくるようでした。
名前を呼ばれても恥ずかしくて小さな声でしか返事ができなかったり、もじもじしてお母さんの姿を探してキョロキョロしたり…それでも突き蹴り、三戦で頑張っていました。実はもっとぐずぐずになったり、泣き出しちゃう子がいるかも…と思っていたのですが予想をいい方に裏切ってくれて「みんななかなかやるじゃない!」と思わず声に出して言ってしまっていました。
普段、稽古前に先生が話をするほんの短い時間にも正座がちゃんと出来なくて、ふらふらしてたりアクビしたり、鼻ほじってた子供達が本番ではいつも以上の力を出せていたように思い嬉しくなりました。
前日のセミナーで沖縄の先生方に見ていただいたせいでしょうか?型のキレなどアレッ!?と思うほど上手くなっている子もいました。成績はともかく、大きな大会にでてちゃんと出来たということは大きな自信につながります。
大会の雰囲気にのまれず、たとえあがっていてもいつもの力が出せるかどうかは普段の稽古の時の心構えや取り組み方にかかってきます!普段の稽古でも真剣に、基本を大切に頑張って行きましょう!とはいえ型でも組手でもいつも以上に頑張っている場面を間近にみて、大声で応援できない立場が辛かったです。
特に組手で相手の技が決まり、痛くて、悔しくて、泣きながらも向かっていくのなんかは涙が出そうでした。
「やる時はやる!」「本番に強い!」湘南両道場の子達、これからもいっしょに楽しくたくさん稽古していこうね☆
またこの大会は全沖の予選会を兼ねていたのですが、私は決勝の上地兄弟対決が見られず残念でした。沖縄でも兄弟そろってご活躍されることを期待しています!!