「才能と努力」
指導員  叢 可奈子

 2007年09月30日

  
  皆さん、こんにちは。久しぶりのコラムで、何を書こうかとても迷いました。そして、悩んだ結果、今回は「才能」と「努力」について、私なりに少し考えてみることにしました。

 皆さんは「私にはこんな才能があるんだ!」と言える何かがありますか?たとえば、ピアノの才能、野球の才能、空手の才能、笑いの才能・・・自分から自信を持って言える人は、少ないかもしれません。でも「あの人にはあんな才能があってうらやましいなぁ」と思ってしまうこと、よくありませんか?私はしょっちゅうです(笑)

 「才能」というのは、確かにあると思います。あるスポーツで、短時間でめきめき上達していく人。ある勉強をして、グングン伸びる人。その人たちには、やっぱりそういった分野の才能があるのかもしれません。ですが、皆が皆そうなのでしょうか。そのうちの半分、いや、もっと多くのひとは、人一倍の「努力」でその能力を身に付けたのかもしれません。空手で、どんどん帯びの色が変わっていくあの子は、人知れず家で頑張って稽古しているかもしれません。

 例えば、能力を貯める器があるとします。自分には何の才能もない、と思っている人でも、練習して努力すれば、確実にその器の中に能力はたまっていきます。才能がある人に比べたらその速度は遅いかもしれません。でも「頑張ろう」という気持ち、「出来る」という気持ちを持ち続ければ、最終的に器にたまった能力の量は変わらなくなるかもしれません。「才能」をもった人はかっこいいですね。でも、「努力」して優れた能力を手に入れた人は、もっとかっこいいと思います。・・・・と、自分に言い聞かせて、私も頑張ろうと思います!!

 でも一つ、努力じゃどうにもならないことがあります。それはお酒。「お酒」を飲める事は才能(体質?!)です!「努力」じゃどうにも・・・
 

 

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