「温故知新」 論語(為政)より

准師範   宮崎 祐吉

 2007年12月9日

いよいよ12月になりました。今年もあと20日あまりです。
今年の目標はどうなりましたか?
達成できた人、まだできていない人。あきらめている人。忘れちゃった人・・・・。
いろんな人がいると思います。
今年も残りわずかです。みんな最後まで大切に過ごしましょう。
 

さて、今回のコラムは、みんなが知っている、論語の言葉です。  

「温故知新」 〜故(ふる)きを温(あたた)めて新しきを知る。〜
その意味は読んで字の如しです。
 

「ふるき」には、いろんな意味があります。
古い知識や学問、先人の成し遂げた偉業、先輩に対する尊敬・過去の出来事などたくさんの意味があります。
今年終わった大会やイベントも「ふるき」ものの一つかもしれませんね。
大会やイベントも終わった時から、新しいシーズン(ステージ)は始っています。
今回得たものを発展させて、次の機会にはステップアップを目指しましょう。

 

さて私事ですが、今週12月13日〜18日まで、中国(珠海市)に行ってきます。
日本太極拳友会・珠海研修団の一員として、拳法修行に行ってきます。
3日間の太極拳講習会と現地での交流演武会(2000名規模)に参加する予定です。
中国の拳法を見て、修行している人たちと会え、また本場中国で太極拳を練習し、先生に教えていただくことができる、・・・・・今からワクワクします。
本場の技や知識をたくさん覚えて帰りたいと思います。
また、新しい友人(拳友)を作りたいですね。
交流演武会では、太極拳と空手の型の演武をする予定です。
中国南部は私たち上地流空手の故郷です。
上地流空手の故郷で、十三や三十六を力いっぱい演武してきます。
これもまた、「温故知新」になるようにしたいと思っています。
 

皆さんの「温故知新」は何でしょうか?
年の終りに、ゆっくり考えてみてはいかがですか?

 

 

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