「理想の社会人」  

指導員   叢 可奈子 

 2008年3月09日

 最近、社会人の方とお話しする機会が多くあります。
学生の私から見て、社会人の方がどう見えているのか
少し書いてみたいと思います。

  まず、言葉づかい、身のこなし、周りへの気配り、
このあたりが学生とは大きく違います。
とてもスマートでかっこいい。
ふだん「〜じゃねー?」とか「〜的なー。」
といった、くずれた日本語を使用している学生は、
言葉をしっかりした語尾で締めくくるのが、とても苦手です。
それを、なんなくこなす社会人の皆様は、とてもかっこいい。
身のこなしも全然違う。
例えば、きっちりしたお辞儀なんて、日常そう多く使用しません。
手を挙げて「よっ。」とやる程度。
社会人の皆様は、45度でお辞儀をされます。
周りへの気配りもさすがです。
まず、誰に対しても素敵な笑顔です。
学生は、ある一定の友人、知り合いとしか関わりを持ちませんので、
誰に対しても笑顔で接する必要は、あまりありません。
社会人の皆様は、私達のようなお子様学生にも、笑顔で対応して下さいます。
おそらく多くの学生が、このあたりに自分との違いを感じ、
「素敵だ」と思いながらも、うまくできない自分と戦っているのだと思います。

  でも・・・
そんなこと考えている帰り道に、子供たちの元気な声や、無邪気な会話を聞いて、
なんだか戸惑いを感じました。
大人というのは、窮屈な世界でもあるのかな、と。

  結果、
スマートな社会人になりたいけれども、子供のような無邪気さも忘れたくない。
そう考えると・・・
師範をはじめ、沖空会の一般会員の皆様は、とっても理想的?!

 

 

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