テニス界の新星、錦織圭君が帰国しました。
日本人最年少での世界ランク99位、トップ100入り、と世間が騒いでいるのに、本人は、『今年の目標は50位以内なので』と言ってのけました。
見ていて、ニンマリしてしまいました。
さすがです、というか当然です。
目標っていうのは、そういうものですよね。
目指すべき事がはっきりしていると、そのために何をしないといけないかが見えてくる。
テニスでいうとランキングを上げるには日本にいるだけでは無理なのです。
10代でテニス留学した圭君には、はっきりと見据えた目標があったに違いありません。
うちの息子と誕生日がたった一日しか違わない、石川遼君もしかり、プロ宣言をしたからには、本人の秘めた目標があるでしょう、若者の活躍から目が離せません。
自分の話をすると、今年は手帳に、なりたい自分を書いてあります。
項目は、仕事であるテニス(運営、プレイヤー、指導者の立場)、空手(稽古する自分、指導者)、子供の母(学校のPTA)平尾家(母、妻)と立場においての自分を、わざわざ書いてあるのです。今年の3分の1が終わりましたが、ちょくちょく手帳を見て、いろんな事を考えています。
もうひとつ、人間平尾裕子というか、人としての課題のような欄に
@昨日やり残した事はないか
A今日やるべき事は何か
B明日のために何かやっておく事はないか
と書いてあります。
できないくらいの目標に向かうための課題でしょうか。