「物の見方」  

指導員   杉本 孝宏 

 2008年5月11日



この絵は皆さん、見た事はございますでしょうか?
一瞬にして二通りの人物が浮かびあがった人、どうしてもこう見えてしまう人。
どうしてもああ見えてしまう人、どーしても違うところに目がいってしまう人。
当然、正解はありませんので、人それぞれで良いのだと思います。
この絵は物の見方を違った角度から捉えて見ること、
柔軟な物の考え方を学ぶことなどを目的によく使われる絵だと思います、
何度も何度も見ているとどうしても同じ見方をしてしまう自分に
イラッとしてしまうのでこの絵の話はもうやめにしますが、物事を見るポイント(中心点)を
いつもと違うところにおいて空手の型を最近みてみようと心掛けていました。
すると、やっぱり絵のように、今までまったく気付かなかった部分が浮かんでくるようになりました。
先生の型や、有段者の方の型を見る時、いつもは全体像をみてしまうと思いますが、
一度、意識して足だけ見るだとか、手の平だけ見るだとか、肘の位置だけみるだとか、
目線だけ見るだとか・・・色々見るポイントを変えてみるのも面白いかと思います。

ちなみにイラっとしたのは、最初は若い女性に見えたはずなのに、
今はどうしてもおばあさんにしか見えない・・・・
気持ち的には若い女性に見えたいのに・・・
というかおばあさんというより
魔女に見える?・・・

 

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