先日、鎌倉道場の稽古に参加しました。
「お久しぶりです。」
「はじめまして。」
久しぶりの稽古だったので、緊張していたのですが、変わらない沖空会の雰囲気に「ほっ」としました。
私は、道場にいる皆さんの2つの顔を見るのがとても好きです。
一つ目は、稽古をしている最中の真剣な顔。
二つ目は、休憩中のリラックスした顔。
皆さん、驚くほど違った表情になります。
稽古中は自分で思っているより、数倍かっこいい顔になっていると思います。
例えば、三戦で鍛えを入れてもらう時。思ったより痛くて、思わず出てくる「うっ」と
いう声を押し殺しながら耐えること、ありますよね(笑)
でも、その瞬間の顔は、集中力に満ちていて、とってもかっこいいんです。
休憩中は自分で思っているより、数倍スマイルになっていると思います。
皆で同じように気持ちよく汗を流した(筋肉が痙攣するほどしこ立ちをしたり、痺れるくらい小手鍛えをしたり)後なんですから、皆が同じ気持ちを共有しています。
「いやぁ、きつかったですね。」なんて言いながら一緒に水を飲むのに、笑顔でないはずがありません。
でも、この二つの表情はとても大切だと思います。
常に緊張した状態でも上手くはいきませんし、リラックスしすぎても良くありません。
その点で、沖空会の皆さんはONとOFFの使い分けがとっても上手いと思います。
特に、先生方の稽古中と休憩中の表情は、まるで違います(?!)
二つの顔を上手に使い分けることが上達への第一歩なのかもしれません!