会員、愛読者の皆様、暑中お見舞い申し上げます。
戸外では蝉の声がミンミンと騒がしい真夏の到来です。
きっと短い命を燃え盛らんと熱いラブコールでも交わしているのでしょう(笑)。
さて、今回の投稿は記念すべき第100回目となりました。
本来は山本指導員の番なのですが、ここは是非館長に、とのご指名を受けましたので僭越ながら私めが。
今回は「100(百)」がらみで(無理やり)まとめてみました。
・『百戦錬磨』
あらゆるケースに自在に対応し勝ち抜く実力を備えていることを指します。上地流系空手の本質は「硬軟自在」。
状況に応じて臨機応変に戦い抜ける技と気構えを身につけることが修行の第一義です。
いつの日かそんな武術家になれたらいいですね。
・『三つ子の魂百まで』
三歳までに身につけた考え方や態度は生涯変わらないことの例え。そういえば、湘南沖空会の最年少会員は3歳!
ということは、道場で習ったこともその後の人生に大きく影響する??うっ、やばい。
言葉遣いもきちんとしなくては。「おほほ。今日も楽しくお稽古ちまちょうね〜」
・『ご長寿100歳』
棲みにくい世の中になりましたが、空手の稽古を通じて皆で100歳までしぶとく長生きしましょう。
将来は「湘南沖空会ご長寿クラブ」を結成し、サンチンだけでも100歳まで稽古できることを願っています。
(圧倒的なご長寿県だった沖縄県の地位が、食生活の変化のせいか最近揺らいできているとか。とっても気になりますね)
・『100均』
どんなものでも全て100円。このわかりやすさは憎いばかり。結構私もファンです。
事務用品、大会用品など、我が湘南沖空会は『100均』ショップをフル活用。
そのうち100円のキックミット、帯、なども出てきたりして・・・。その前にお小遣いが一日100円になったりして・・・・。
・『一罰百戒』
一つの罰で百の悪事への戒めを狙う例え。湘南沖空会の懇親会で盛り上がるあまり、
午前様が続くと、きっとそのうち『一罰百戒』の精神で、奥様の前で「空手道五条訓」を100回唱和するハメになりますのでご用心ご用心。(既に百叩きの刑に遭った方もいるとかいないとか・・・)
・『百鬼夜行』
平安時代に夜の京の都を彷徨ったと言うオバケの行列のこと。湘南沖空会懇親会二次会後にタクシー乗り場まで
ふらふら歩くおじさん会員達の姿もきっとそんな感じ??
返す返すもご用心ご用心。
・『壱百零八手』(スーパーリンペイ)
剛柔流空手に伝わる型。上地流空手のパイオニアである故・上地完文先生は、中国での拳法修行に際し、
様々な事情から『壱百零八手』を学ぶことなく琉球に帰国され、現在の上地流系では失伝の型となっています。
ざんね〜ん!一体どんな型だったのか
皆さん見てみたいと思いませんか。(と言って勝手に想像で型を編み出してはいけませんよ〜)
・『100円札』
昭和40年代まで100円札が流通していました。子供の頃のお小遣いやお年玉は100円札でもらうことが多かった記憶があります。少し赤みがかった色調のお札で、明治時代に活躍した政治家、板垣退助の肖像がデザインされていました。
使った記憶がある方は、間違いなく「オジサン、オバサン」の世代ということになります。
(あっ、急に知らん振りはなしですぞ!)
かの板垣退助がテロで命を落とす間際に「板垣死すとも自由は死せず」との言葉を残したのは有名ですね。
「●●死すとも空手は死せず」・・・皆さんもそこまで言えるくらいの修行を是非積ん欲しいものです。
・『〒100』
郵便番号の100は皇居及びその周辺なんだそうです。ご存知でしたか。そういえば、
沖縄合宿の際に首里城で空手衣を着て記念撮影しましたが、皇居の前の広場でも是非やってみたいですね。
でも即お巡りさんがすっ飛んで来そうな気がしますので、あくまで夢、ということで。
・『型100回稽古』
学生時代に当時の八王子柚木道場で修行していたころ、同じ型を100回反復して稽古したことがありました。
もちろん個人の自由稽古でのお話しです。いやー、速攻で覚えちゃいますよ。
皆さんも一度是非挑戦してみてはいかが・・・・。
そういえば、中間補助運動の際の突き、蹴りも1クルーが100回カウントでした。
痺れたな〜。
・『沖縄空手古武道百科事典』
この7月に柏書房さんから遂に出版されました。北谷道場の高宮城先生ほか編著。
お値段は15750円とややはりますが、沖縄空手古武道を極めたい方は是非。
・『百太郎』(ももたろう)
日本の童話に出てくる鬼退治をしちゃった元気な男の子。正しくは桃太郎と書きますが、
茅ヶ崎道場の元気なちびっ子会員は「津田百太郎」君といいます。
どうぞお見知りおきをば。
・『百聞は一見に如かず』
何ごとも100人から聞くより1回自分で見た(体験)した方が正しく理解できること。
サンチン鍛錬や自由組手など、入門した当初は痛そうで、怖くて・・・。でもいかがですか?
実際に経験してみるとそんな心の葛藤が吹っ切れる感じがしませんか?
人間何ごとにも先入観や偏見を持たず、先ずはこの目で見て、手で触れて、
その場に飛び込んでしっかり確かめることが大切なような気がします。
・『100年計画』
湘南沖空会で最初に藤沢道場がスタートして今年で13年目。これからも皆さんと楽しく稽古して後継者を育て、
先ずは100年道場が続くことを目指して頑張りましょ〜。(何と気の長い話し・・・)
それではこのへんで
The End !