「夏の終わりに・・・」  

師範代  平尾 裕子

 2008年8月24日


暑さがおさまるという処暑を迎えました。
急に涼しくなりましたね。
今年の夏は、町内のお祭参加で盛り上がりました。
去年は仕事で参加出来なかったので、今年は良さを再認識しました。
お囃子の笛を習い、太鼓を練習。6月から始めた練習で、息を合わせる喜びは宵宮、と本祭りでやっと実感できました。

私が好きなのは盆踊り。

3日間のうち2日参加しました。
同じ振り付けでも、人によって違って見えるのは何故でしょう?
私の故郷、大阪では河内音頭というのがありますが、若者、女性、男性、それぞれ違った踊りに見えるのが、不思議でした。
そんな中で、あの人みたいに踊りたい、と思う人を見つけて、見ながら真似しながら踊るのが好きでした。

空手もそうなのでしょうか。型をやりながら、あ、この動きは、藤本先生っぽいな…とか、この構えは宮崎先生のイメージで…とか。よくそんな風に思ってしまいます。

個性が出るのがいいのか、悪いのかは別として、観察できる、真似できるっていうのは一つの技術でもあると思います。  

楽しみながら、見たり、真似したり、でも一番難しいのは、自分を冷静に見る事です。
盆踊りが上手いと言ってくれるおじ様達の言葉にうかれているようでは私もまだまだですね。

精進します。

 

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