東京本部首都圏大会、皆様、大変、お疲れ様でした。
湘南道場からは、初参加の会員も数多くいらっしゃったかと思います。
特に、今回は常に皆が注目する1コートでの運営であった為、初参加の方の緊張度合は、この上ないものだったのではないかと思います。
そのような中、道場仲間の皆さんが、稽古の成果を堂々と発揮されていた姿をみて、とても感激いたしました。
中々大人になると”緊張”する機会が少なくなってくると思います。
ましてや、手が震える位、緊張する事など滅多にないですよね。(アルコール切れで震える?それはなしです・・・)
この緊張という行為は、人間の本能として起きなければいけないものと聞いたことがあります。
以前は「緊張なんてした事ない・・・心臓に毛が生えている・・・」などと豪語する人の事を羨ましく思いましたが、
今では、ちょっと頭わるいじゃないの?・・・と思ったりします。(該当する人すみません・・・)
緊張という行為は、普段と違う状況、大会でいえば自分のポテンシャルを最大に発揮しようとするとき、
脳からアドレナリンを出しまくるようです。
このアドレナリン分泌に対して、脳へ酸素を送る事や、体中の大事な器官に血液をぐんぐん送る事によって体を守ろうとする行為が、”緊張が体に現れる行為”と聞いたことがあります。
こういった動きは体に刺激を与えた結果であり、きっと脳と体にすんばらしい効果を及ぼす事だろうと、勝手に結論づけたいと思っています。私を含め、緊張した方は、正常で良かった!!
以下からは緊張を楽しみながらも、普段の力を出す為にどうしたもんか?
と私が実践している方法を紹介したいと思います。
緊張する=あがる とも言いかえられますが、”あがる”というのは、頭に血が昇る↑という意味にもとれますね。
そうすると、手や足先に血液が回ってこなくなりますから、これを防止する為に、足をばたばたしたり、叩いたり、つねったり、手をもんだりして血液を循環させるのが効果的なのかなと思っています。
もうひとつは、頭に血が昇るとボーとしがちになりますので、細かい物をジッとみるのも良いかと思います。
私は手のひらの指紋を見ます。野球選手なんかでボールの縫い目をジっとみたりするのも有名な話ですね。
そうすると、集中力が戻ってくるように感じます。
最後は呼吸でしょうか、緊張するとどうしても呼吸が浅くなりますね。意識して深呼吸する事はよくいわれる事ですがやっぱり大事な事だと思います。
体を叩いて、血液を循環させ、集中力を呼び戻して、呼吸を整える・・・
あーこれはサンチンではないですか!?
ということで、緊張はサンチンでとくのが一番ということで今回のコラムはしめたいと思います。
来年も、皆で参加し、手足が震える位の緊張をサンチンでほぐして、心から大会を楽しみましょう!