基本が大事!とよくいいます。
武道やスポーツに限らずに色々な事に言えることですね。
私達の空手でいえばサンチンと補助運動がその基本にあたるのではないでしょうか。
この2つをおろそかにして、型や約束組手が上達する事はないと思います。
稽古を続けていくと、次から次へと新しいことを学びたくなりますが、サンチンや補助運動がきちんと出来ないと、次の型や、次の約束組手の形を覚える事はできても、きちんとできるようには残念ながらならない・・・
逆に、基本がきちんと出来ていたら、型や約束組手は、サンチンや補助運動の応用なので、どんどん上達する事になるのだと思います。
日頃の稽古は、サンチンや補助運動をきちんとできるようになるため、ひとつひとつの動作を流さずに、正確にできているかチェックし、毎稽古、修正するつもりで取り組む事が大事かなと思います。
その積み重ねにより、自然と型も約束組手も上達していく事は間違いないでしょう!
あまり急ぎすぎると、歯車がくるって色々な事がうまくいかなくなる事ってありませんかね・・・
皆で、急がず、ゆっくり、長い間、空手を楽しむ事ができれば良いな思っています。
話はちょっとそれますが、私の最近の基本見直しブームは、まわし受けがきれいにまわっているか?
をチェックすることです。
会社のトイレの鏡の前では、周りに人がいなければ100%まわし受けをしてしまいます。
これには、人の気配を読み取る洞察力が必要になりますので、なかなかお勧めです!
もうひとつ、会社で、ひとけのない非常階段のドアを通過する時は、ドアに向かって、飛び込み上段突き(しっかり引き手を取る)、もしくは中段突き(残心を忘れずに)をやってしまうのもマイブームのひとつです。
これらは絶対に人に見られてはいけないブームなのですが、どうにもやめられません!
以上、話は思い切り脱線してしまいましたが、一歩づつ、地道に反復稽古を行う事はシンプルで余分な動作のない、効率的な動きができるようになり、次の工程をマスターする事のきっと近道になる!と思います。
今年も残すところ、あとわずかですが、日々の生活でも基本!となる様々な事をおろそかにせず、不景気に負けないで楽しく人生過ごしていきたいと思います!