ウコンの力

指導員   山本 創

 2009年3月14日

 
 年度末です。只今宴会シーズン真っ只中!何かと飲みに行く機会の多い時期ですね。あっ!シーズンも時期も関係ない方たくさんいらっしゃいました、、、失礼致しました。

 さて、「今宵はコッテリ飲むべし」と宴会場に向かう際、皆様は何か特別なことをしますか?私は“ウコンの力”を飲むことが多いです。これは本当に効きますね。よく疲労回復のための栄養ドリンクとか眠気覚ましによく効く何とか?とかドリンク剤にも色々あって私も試したりすることはありますが、この手のものが効いたという実感はないですね。これ飲んだから大丈夫だっと自己暗示をかけるようなレベルです。ところがこの“ウコンの力”だけは違います。明らかに効果があると思います。深酔いした次の日独特の身体の感覚、あの頭が重くて内臓がまったりして、ズーンと身体に重みののしかかるような感覚、これがないわけです。「あれっ!?何か普通じゃん、何で!?」と考えつつ「あっ、そういえばウコン飲んだんだった」とそこで効果を確認するわけです。すごいですよ、“ウコンの力”。コンビニで1200円です。飲んだことのない方はぜひお試しを。

 さて、当たり前の話ですが、ここぞという時には何かと準備が必要ですね。仕事でもあてはまることは多数あります。重要な任務遂行の前日、前々日それなりに頑張って準備しておくことってありますよね。学生時代の中間・期末テスト(今は違うかな?)“一夜漬け”で頑張ったこともあったかと思います。やはり準備を怠らずに頑張ればそれなりの結果を伴うものです。

  空手においてはどうでしょうか?大会や審査前の準備はいかがなものでしょうか?前日やはり気になって演武する型のチェックをしますね。でも本来の準備は普段の稽古そのものです。普段の稽古を如何に大事に考えるか。空手は決して大会でいい成績を残すため、また審査に合格して上位の帯をもらうことを目的にするものではなく、通常励んでいる稽古を通して人としての価値を高めていくことに真髄があるものと思います。大会・審査勿論大事です。ただ、それらは大前提として普段の稽古にどれだけ打ち込んできたかをお披露目する場であるものと私は捉えています。空手に“一夜漬け”はあってはならないですね。“ウコンの力”に頼っても空手本来の目的を達することはできないわけです。

  、と空手と宴会のコラボという沖空会らしき結び付けを試みましたがやはり無理がありましたか。。。コラムも“一夜漬け”じゃダメですかね。。


 

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