WBC(ワールドベースボールクラシック)侍JAPAN 優勝おめでとう!!
素晴らしい戦いを見せてもらい、感動をありがとう。
久しぶりに野球の楽しさ、真剣勝負の醍醐味を味わうことができました。
世界一の監督になった原監督は侍JAPAN結成された時に、ナインに訓示しました。
「少しずつ、進化していこう。一日一日、このチームは強くなっていくことを目標にしよう」。
そして優勝したあとの会見で「同じ目的を持ってひとつになって戦ってくれた。一日一日進化して強くなった。まことに一人一人が向上心を持って戦ってくれた」
イチローは記者会見でいいました
「それぞれが強い向上心を持っていれば、リーダーは必要ない。向上心があればチームはいくらでも可能性が見出せる」
「進化」と「向上心」、これが侍JAPANの世界一のキーワードだと思いました。
侍JAPANに選ばれた選手たちは、野球界の頂点にあるプロ野球選手の中でもその実力を認められ選ばれた選手たちです。イチローは世界のプロが集うMLBのスーパースターです。
その彼らでさえ向上心を持ち、さらなる進化することを目指しています。
トップにいる彼らだからこそ進化し続けなければならないのかも知れません。
それこそが、「切磋琢磨」ですね。
今から約3000年前の中国「周」の時代に書かれた世界最古の詩編といわれる「詩経」の中にある言葉です。
「切するが如く、磋するがごとく、琢するがごとく、磨するがごとく」
「切」は小刀やノコギリで骨や象牙を切ること、
「磋」はやすりやカンナでそり削り磨くこと、
「琢」槌や鑿で打ちたたくこと、
「磨」砂や小石ではすり磨くこと。
学問や精神・人格を磨き、お互いに励ましあい競い合って向上することを意味しています。
なんだか私たちの上地流空手に似ていませんか?
小手鍛えなどその典型ですね。小手を切って、小手をすり合わせながら、さらに打ちたたき、磨きあげていく。私たちは毎週、「切磋琢磨」しているんですね。
日頃から向上心を持ち、進化することを目指して稽古に励みましょう。
三戦でたたかれ、小手を鍛えながら、型や自由組手の技を磨いていきましょう
昨日より今日、今日より明日、向上心を持って進化するために戦う相手は自分です。
オジサンたちへ、飲み過ぎ、遊び過ぎで戦う相手も自分ですよ。
でも肝臓を「切磋琢磨」することも有りですか。(笑)