『本当の実力は』 |
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指導員 大山 登 |
2009年5月31日 |
みなさん、こんにちは。この度初のコラムを書かせていただく湘南鎌倉道場の大山です。 また、指導員免許をいただき稽古のたびに反省をし日々、大冷や汗を掻きながら諸先輩方の指導法を見させていただき一歩ずつ進歩できればと思っております。
話は変わりますが、最近テレビでゴルフトーナメントのダイジェストを何気なく見ていたところ、ある女子ゴルファーが「練習で出る力は実力ではない。本番に大勢の人前で出せる力が実力です。ですから私はまだまだです。」と。 これがなかなか出せません。空手の昇級昇段審査でも、人が多ければ多い程、そして先生方の視線でも肩に力が入り無駄な力みが出てしまいます。
それでは、人前でも緊張しない人は?100パーセントの力を40パーセントしか出せない人と、50パーセントの力を50パーセント出し切れる人では50パーセント出せる人が100パーセント実力を出し切れる人ということになり、結果的にはどのような場面でも普段どおりに出来る人なのかなと思います。
空手以外のことでも、普段日課として行っているものはいろいろな場面で応用が利き「あぁ毎日やっていたからよかったんだな」という思いをみなさん一度は持っていると思います。お酒もそうですよね。(体を壊さない程度なら)
私も、普段の自分が持つ実力を少しずつでも上げてそれがどこでも出し切れる様に努力して行きたいと思います。 |