驚!横峯式

指導員  上地 正昭

 2009年5月10日

 ご覧になられた方も多いかと思いますが、ちょっと前に某テレビ番組で紹介された「Yokomine式」教育法に、私も衝撃を受けてしまった口です。番組をご覧になって いない方のために、簡単に紹介しますと、鹿児島でいくつかの幼稚園を経営する横峯吉文氏(横峯さくらの叔父)。それら の幼稚園の園児たちに対し、氏の提唱する「Yokomine式」が実践されているわけですが、彼等の恐るべきパフォーマンスに度肝を抜かれます。
 @エクソシストばりのブリッジ歩行や逆立ち歩行
 A様々な曲のピアニカ演奏
 B平均1500冊の本を読破
 C小学2年生で習う漢字の読み書き
 これらを特定の優秀な園児だけができるのではなく、園児達全員が達成していると言うから驚かされます。テレビ番組 はえてして無責任に捏造したりするので鵜呑みにするのは禁物ですが、少なくとも実際にこれらの幼稚園を一度は観てみたい なとは感じました。

 横峯氏の著書「天才は十歳までにつくられる」などにも書かれてあるYokomine式のポイントをまとめますと、
@子供は十歳までに、我々の想像より遥かに多くの能力を開花させる受け皿を持っている
A子供の好奇心が旺盛な時期を上手く活用すれば自学自習の習慣を身につけさせられる
B競争をさせる。子供は本来ゲーム感覚で競争を楽しむ習性がある

といったところかなと私は感じました。上記のように書くと、いずれもどこかで聞いたことがあるような話であまり琴線に触れませんが、実際に幼稚園にて実践している映像を見た後だと、本の内容に もある程度の説得力を感じてしまいます。 

実際の番組映像は下記のURLで観られたりします。
http://www.youtube.com/watch?v=pfcJ2qkUf10

http://www.youtube.com/watch?v=iga8dvS3ZJs

 幼い子供が想像を超えるパフォーマンスを発揮しているのを見るとついつい、「スパルタ教育で締め付けて習得させたのだろうな」とか、「小さい時はもっとのびのびとやらせればいいのに、ちょっと可哀想」などとこれまで思うこともありました。ですが、案外子供の可能性を大人が勝手に線引きしていたのかもしれないな、と考え方を少し改めさせられ る機会にはなりました。要は子供をいかにやる気にさせるかの方法論次第で、いずれの子供も所謂世間で「天才少年(少女)」と呼ばれるような能力を開花させる受け皿を普通にもっているのだなと。

※上記とは別に、著書の中でインパクトがあった面白い教えとして、
・3歳以降は子供を抱き締めるな。特に男の子は母親の溺愛で駄目になる。(少年院に入る男子の6割が母親の溺愛が原因というデータもある)
なんてのもありました。データの胡散臭さを置いておいても、愛娘を3歳以降抱きしめるななんて、あー、私には無理無理・・・・。
 

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