「日々雑感」

指導員   里見 睦

 2009年10月02日


ようやく新型インフルエンザのワクチン接種が始まりますね。
来春までに7700万人分を確保するそうで、接種の優先順位があります。
医療従事者が最優先なのは納得なのですが、私のような一般主婦が受けられるのはいつ?
家庭内で家族が病気でたおれても主婦がお世話できるけど、主婦が病気になったらいったい誰が看病や家事をやってくれるんでしょうか?
そう思うと絶対インフルエンザにはかかれないと思います。
希望する人全員が早くワクチン接種出来るといいですね。
通勤の電車やバスの中でも、マスクをしている人が増えてきています。
私も喉がいがらっぽくてちょっと咳をしたら、隣の人に睨まれてしまいました。「ごめんなさい!」バッグからマスクをごそごそ探し出して装着。
息苦しいけど、周りに迷惑かけないのがエチケットですから、我慢、我慢。
みなさんも毎週元気に稽古に来られるように、うがい手洗いでインフルエンザにも風邪にもかからないように気をつけましょう。

私は空手に来ると、ちょっと落ち込んでいる時でも、帰りには気分が晴れて、心が軽くなっています。みんなから元気をいっぱいもらえるからだと思います。
私にとって稽古の時間は、気がかりな事を忘れて無になれる貴重な時間。大切にしていきたい。

さて、稲刈りも終わり明日103日は十五夜ですね。
ここ数日は秋雨でぐずついた天気、中秋の名月が愛でられるかどうか心配です。
十五夜を前にススキを菊や竜胆と一緒に職場で生けてみました。
老人ホームの入居者の方々も喜んで下さり、家族でお月見の支度をした事や、月見団子を作った事などを懐かしそうに話してくださった方もいました。
昔の人は季節を楽しみ、四季折々の行事を大事にしていたんですね。

この日は湘南地区合同の昇級審査の日でもあります。
最近気づいたのですが、仕事帰りに、家の近くの公園で、暗い中野球の素振りをしている少年がいるのです。私は週3勤務なのですが、いつもいるのできっと毎日練習してるのだろうと思います。
よく頑張ってるなあ〜。よく知りもしないのに、きっといい子なんだろうなあなんて、おばさんは思ってしまう。ところで、本番には妙に強い、藤沢、鎌倉の子ども達は、審査に向けて地道に稽古しているのでしょうか?
きっと前の日位はあの野球少年のように、補助運動や型の稽古していると想像しています。
いつもの稽古と同じように、落ち着いてやれば大丈夫だからね!
みんな合格して、きれいな満月が見られますように…大人は月見酒?

                                                  (102日記)