『2010年に向けて』

館長  藤本 恵祐

 2009年12月27日


湘南沖空会 会員・保護者の皆様

2009年も残すところ後4日となりました。一年が経つのはあっという間ですね。まさに「光陰矢の如し」といった感じでしょうか。
 
お陰さまで、今年も皆様とは首都圏大会やセミナー、昇段級審査会など充実したイベントを楽しくこなすことができました。

4月には湘南平塚道場もスタートし、約200名の会員が家族的な雰囲気のなかで共に成長を分かち合えたことも大きな成果であったかと思います。

 さて、一年の締めくくりに当たり、私から皆様に重要なお知らせがあります。

私は2009年一杯で、沖縄空手道協会東京本部・副本部長と湘南沖空会館長を一旦辞任させて頂きます。 

その理由は次のとおりです。 

1)本年夏以降、沖縄空手道協会総本部に対し、東京本部より様々な組織問題への改善・解決を求めてきたが、
     いまだ納得の行く結論を得ていないことから、私個人は沖縄空手道協会に一人留まり、最終決着を見るまで
     徹底的な対処行動を図る方針であること。
 

2)上記1)が、2010年1月より正式にスタートする「沖縄上地流唐手道協会」の活動に支障を与えないよう、
     私個人は一旦新組織を離れて活動することが望ましいと判断したこと。
 

突然のことで皆様もきっと驚かれたかと思いますが、武道修行者の矜持として、一旦心に決めたことは最後まで貫き通し、ただひたすら『正義』を追求したいと思います。

『行蔵(出処進退)は我に存す。毀誉は他人の主張なり。我に与らず、我に関せず』(勝海舟)

私は今まさにその心境にあります。 

そして、1)の課題が晴れて解決した際には、また東京本部及び湘南沖空会に復帰させて頂き、皆様と共に歩んで行くことを希望します。 

1月からは皆様は東京本部各道場とともに新組織に移籍し、心置きなく稽古やイベントに取り組んでください。今後の湘南沖空会の運営は、当面の間宮崎先生、平尾先生に館長代行としてご采配頂きますので、引き続きご支援、ご協力のほどお願い致します。

(普段の稽古・イベントには、個人として参加させて頂くつもりです) 

新年が、皆様にとって実り多き年となりますことを祈念致します。

                                                 2009年12月27日      
                                                  館長 藤本恵祐


 
(当ホームページをご覧の沖縄空手道協会執行部・関係者の皆様)

 私の決意は上記の通りです。

「協会は誰のために存在し、何を為すべきか」

主張の核心はただその一点にあります。 

皆様も我が沖縄空手道協会が今日まで曖昧なまま放置・棚上げしてきた諸問題に正面から向き合い、ワールドワイドな視点からその解決、改善に向け、真摯に取り組んで頂けることを心から願っております。


 

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