家族会員

指導員  杉本 潤子

 2010年6月20日


初めてコラムを書かせていただきます。

つたない文章ですが、お付き合いいただけたらと思います。

 

6年前の春、ある方から「親子で習い事をするといいよ。」と教えてもらいました。その方は剣道の先生をしていて、その道場では親子で稽古をしている人達がいるそうでした。

親が子どもに習い事をさせる事は多いのだけど、自分も一緒にやってみると同じ気持ちを共有出来るよ。暑い日の稽古は、一緒に汗をかき、大変さを共感し、難しいことには、難しさを共感、楽しいこと、嬉しいこと、一緒に稽古をするからこそ得られる・分かり合えるっていいよ。とのことでした。

 「なるほどっ!!」  

以前から息子に、日本男子たるもの武道を一つは身につけてもらいたい!と思っていた単純な私は早速調べ始めました。

剣道は道具が多いから、いつでもどこでも身一つで護身出来るものを・・・と思い、息子と一緒に「空手」に挑戦しようと勝手に決めました。  

インターネットや体育館の張り紙などを色々調べて、ある日とうとう、当時出来たてほやほやの「沖空会湘南茅ヶ崎道場」に巡り合いました。

メールにて何回か問い合わせをさせていただき、どうせなら家族皆で一緒にやろう!と思い、「おれはやらないよ・・・。」という夫と4歳になったばかりの主役の息子、1年生だった娘に「ちょっと行ってみようよ!」と半ば無理やり伴って茅ヶ崎市東海岸コミセンへ見学に行きました。  

迎えてくれたのは、藤本館長、息子さんと娘さん。

空手道場といえば、テレビで見るようないかにも道場といった雰囲気の場所かと思っていたのですが、さわやかな土曜の朝、窓ガラスから春の木漏れ日が降り注ぐコミセンでの稽古にびっくり、少人数・アットホームで親しみやすいし・・・。

なんといっても先生自ら二人のお子さんと一緒に稽古されている・・・・なんて素敵なんだろう!まさに私の求めているものそのもの!  

「空手」の「か」の字も知らない私が、何がなんでも子どもとやると決めて行った先がとても温かい雰囲気だったので、恐怖の三戦を目の当たりにしても、なんとかなる!(かも??)と密かに入会を心に決めたのでした。

  -      つづく -

語り始めると長くなるので今回はこの辺で終わりにいたします。

また次回続きを書かせていただきます。

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