今年の花粉症は長〜く、強〜く、連休までの我慢、という毎年の心の支えも、くじけそうなほどに苦しめられています。
思えば、花粉症の発症から10年あまり・・
化粧品アレルギーになって5年。
あるときに九州物産展で馬油の紹介をされました。
「今アレルギーで怖くて使えないです」という私に
「そういう人にこそ使ってほしいのです」という白髪の上品なおばさまのお肌に、釘付けになり、思わず足を止めてしまいました。
つやつや、色白、しわがない・・きれいな肌
思わず、「これを使ってらっしゃるんですか?」と聞いてしまいました。
ファンデーションもつけずに化粧なしの素肌とのこと。
濡れた素肌にその水分ごと浸透させるようにつけるという使い方を聞いて買って帰りました。
保湿だけでなく稽古時に汗をかいて、空手衣の紐の部分など赤くなった部分につけても、きれいに直ります。
アレルギーで炎症を起こした肌にも使えるし、肌を保護してくれます。
そして今回、実感したのは、打ち身に効くという効果です。
打ち身に馬肉を貼りつけるという療法があるのをご存知ですか?
効くそうです、が、馬肉は買えませんよね。
馬油が効きます。
どういう風に効くのか
2週間ほど前に、稽古のあとに足が腫れるほどの内出血になってしまいました。
腫れを引かせるのにはまず冷やすこと。
完治までには
内出血の青い部分が黄緑色に分解されて吸収されるまでの過程があり
放置すると、組織がしこりのように硬くなったまま残る場合がある。
と、専門医の話を聞きました。
打ち身に馬油、を思い出し
まず、馬油をたっぷりつけて、肌に浸透させるように塗りこみ、10分以上放置。
その後、シップを貼るようにしました。
赤、青黒い部分が薄くなっていく効果が出ました。
じんじんとした痛みも浸透するころには消えていることにも気づきました。
内出血って下がってくるんですよね。
すね部分の内出血が1週間たって、足首より下に下がって道場メンバーにも、ばれてしまいましたが午前稽古の後に、馬油を塗って午後の稽古に参加すると
朝より薄くなってますね、と言われました。
むくみが完治を遅らせるとのことで
老廃物を上に上げるように患部やリンパのマッサージをするのにも馬油をつけて。
自分では痛くない程度にしかできないですがその後の回復が違います。
もともと青あざができにくい、というか打ち身に悩んだことがなかったので
新たな発見ばかりでした。
が、何よりの発見は
自分の蹴りが、未熟だということですね。
この冬にため込んだ体重の重みを決して無駄にしない蹴りを磨くつもりです。