昇龍  

副館長  平尾 裕子

 2012年2月19日

 

すっかりご無沙汰でコラム登場の平尾です。 

新年の挨拶を書く予定でしたのに
立春も過ぎてしましました。
が、新年度への思いもこめて書いてみたいと思います。

いまさらですが辰年の2012年
私は昇龍という言葉にたいそうひきつけられています。 

「龍虎鶴」という上地流の源のひとつ
龍、竜は空想上の動物ではありますが
空を飛ぶというよりも
天に昇るというイメージをもって伝えられています。 

聞いた話によると
鯉が滝を登ると角が生えて竜になるそうで
彫り物の図柄の鯉には角があると。 

鯉が竜に進化するとは
ポケモンにでてくるような、話です。 

変化でなく、進化であるというところに魅力を感じます。

空を飛ぶでなく、天に昇るというところも。 

現状維持ではなくて
上昇思考を持ちつづけたいという気持ちにさせる
「昇龍」なのです。 

年齢的にも、なにかと落ちてきてもおかしくないのですが
(筋力、持久力、など体力的なものから、外見まで・・)
まだできる、もってできる
という気持ちで挑戦し続けたい気持ちです。 

が最近に平尾家の会話
母  「そういうのって、おばちゃんぽくって嫌なのよ」
息子 「いや、あきらか、おばちゃんだからどっから、どう見ても」
母  「・・・(無言)」 

現状の認識
ということも、しっかりとやっていかないと
口先だけになってしまいますね。 

まだまだ寒い日が続きますが
皆様も体調に気をつけながら
活動的な季節を楽しみにしていきましょう。

                                                     以上 

 

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