『とうとう・・・』

館長  藤本 恵祐

 2012年4月1日

 

コラム読者の皆様、ようやく春がやってきましたね。
長かった寒冬ともさよならです。
桜の開花も遂に始まり、新しい年度もスタートしました。
気分一新、新しい目標や夢に向かって一歩前進しましょう。
 

さて、今回のテーマ『とうとう・・・』とは、どんな意味か?? 

協会公式HPでもご紹介している通り、上地流流祖・周子和先生や上地完文先生の偉業を偲び、上地流唐手の益々の発展を図るべく、我々は昨年「パンガヰヌーン拳法研究会」を立ち上げました。 

その活動の一環として、完文先生をモデルにした小説と、沖縄、和歌山、大阪を訪ねて調査・インタビューした結果を整理し、伝記(ノンフィクション)の執筆を開始しました。 

そうです、「とうとう」終わりの見えない執筆活動という大海原に小船で漕ぎ出してしまったのです(笑) 

小説は、完文先生が福建省に渡るまでの部分を書き終えました。

続きは、今年8月に福建省を訪問後に一気に書き上げようかと思います。 

伝記は少しだけ筆を進めたところですが、これは神格化された完文先生ではなく、「等身大の拳法家・上地完文」像を、事実に基づき、客観的に描ききることを目標にしています。
(出版するかどうか、英語版を作るかどうか、パンガヰヌーンのセーサン型のDVDを付録で付けるかどうか・・・などと空想は広がりますが・・・)
 

でも、私利私欲は一切無く、純粋に上地流の一修行者として、先人の偉業やお人柄を正しく後世に伝えることは義務である、と勝手に信じ込んでいますので(笑)、とにかくやってみることにします。 

完成時期は??? 

うーん、厳しい突っ込み・・・。 

またこのコラムで途中経過をお知らせしますね!

 

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