親から目線  

副館長  平尾 裕子

 2012年7月21日

 

続いて
両親と久々に数日間暮らして感じたことです。 

今回はスカイツリー観光というビッグイベントがあったので、その他は家でゆっくりと過ごしたりしていました。 

18時頃から晩酌と夕食が始まるので、16時には準備に取り掛からないと、今日は何食べさせてくれる?とそわそわし始めます。 

ダイニングキッチンなので、料理しながらも、わいわいとしゃべりながらの楽しい時間でしたが会話の内容は、普段の子供たちの様子など、特に、食事にまつわるエピソードが多かったです。 

とあるメニューを作ったときの感想がこんなだったとか、なかでも、私が沖縄に遠征中に、子供が自分で作ったお弁当の写メには感動していました。 

さんざん話したあとで、「おねは、ようやっとるな」と父が言いました。

私は長女なので、家では、おねえちゃんの前2文字だけの「おね」と呼ばれていたのですが・・

 忙しそうにしていても、しっかり食べるものを作って、食を大切にする生活が子供にも引き継がれていることをほめてくれたのです。 

その瞬間は笑って聞き流していたのですが、この一ヶ月、何かあるごとに

「ようやっとるな」

がよみがえってきて、そうそう、私はもっと頑張れる、と力が湧きました。 

母がお風呂上りに言った 

「お風呂、きれいにしてるね」

という言葉も、掃除のたびに思い出し、また力が入ったりして・・ 

そうか

私はほめられて育つタイプだったのかと初めて認識(笑)

意識したことはなかったのですが、最近耳にする、自己肯定という言葉。

自分が不安なく、いろんなことに挑戦したりできた根底には、子供のときから、両親の温かい目線で、この子は大丈夫。

と信じてもらえてた安心感があったからなのかなと。 

もう大人になって何年も経つのに、子供が成人に近づきつつあるのに、今頃気づいたりして 

とても嬉しい発見で、毎日が楽しくなったので、もっと広げたくなりました。

私の周りの子供達、みんなの可能性を信じて、温かく見守っていきたい気持ちで大会を迎え

かずかずの心に残る瞬間をプレゼントしてもらえました。 

もちろん大人の会員のみなさんも、緊張していても、ピカピカしていましたね。 

また稽古であうのがとても楽しみです。

本当にお疲れ様でした。

                                                     以上 

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