『新春のご挨拶』 |
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館長 藤本 恵祐 |
2013年1月1日 |
湘南修武館会員・保護者の皆様 新年明けましておめでとうございます。 遂に2013年がスタートしました。 さて、我が湘南修武館は2015年4月をもって設立20周年を迎えます。 まだまだ2年も先の話しではないかと思われる方は、2年前のご自身のことを思い出してみてください。 早め早めに企画を固め、準備を進めて行けば、たくさんの会員・保護者の皆さんの想い出に残る素晴らしい記念事業が実現できるのではないかと考え、余裕を持ったスケジュールで募集することになりました。 私は常々稽古等の場面で皆さんに申し上げておりますが、道場で指導するのは「唐手術」「古武術」であり、「唐手道」「古武道」ではありません。 それは、「唐手術」や「古武術」を皆さんが修練する過程において、その技術と精神を、自分の人生或いは生き様に反映させることによって、皆さん一人ひとりが、自らの「唐手道」「古武道」に発展昇華させなければならないと考えるからです。 そのような皆さんの修練の節目、或いは振り返り、展望の機会として、これからも様々なイベントや事業を推進して行きます。 最後に、今まで私が個々に発信してきました言葉を、皆さまの輝ける1年のために捧げ、新春のご挨拶とさせて頂きます。 ○唐手術・古武術を自ら唐手道・古武道に昇華させよ。 ○武術は、自らよりも弱い者を守るために修得せよ。 ○自分のためではなく、人のために生きよ。 ○一日一生。毎日を新しい人生と受け止め悔いなく生きよ。 ○道場で突き、蹴りの稽古をするだけが修行ではない。日常のすべてを修行に繋げよ。 ○唐手は逃げも隠れもしない。焦らず修行せよ。 ○他者と比べるな、昨日の自分と比べよ。 ○努力は決して人を裏切らない。 ○先入観を捨て、常識を疑うことから新しい何かが始まる。 ○武の先人を敬い、忘れることなかれ。 本年も共に力を合わせ、楽しく稽古に汗を流しましょう。
2013年 元旦 茅ヶ崎海岸からのご来光
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