『行ってきました沖縄へ』 |
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館長 藤本 恵祐 |
2013年6月2日 |
元々、第二次大戦直後までは、空手は半ズボンだけで(上半身は裸)稽古するのが普通であり(帯も無し)、その後柔道を模倣して今のスタイルになったようですので、まあ、ある意味、昔の稽古スタイルに近づいたとも言えますね(笑) さて、既に公式HPでもご覧のとおり、先月末に10名の指導者、会員の皆さんと共に、沖縄遠征(協会総本部セミナー、春季合同昇段審査会、懇親パーティ、総会)に行って参りました。と言っても、私は海外出張と重なり、25日(土)の夕刻に羽田に帰国するやいなや、そのまま沖縄行きの最終便に飛び乗って那覇市内に1泊し、翌26日(日)の総会にだけ顔を出し、同日の最終便で羽田に戻るという強行軍でしたので、ちょっとだけ疲れてしまいましたが・・・。 今回は、参加者の皆さんの報告によりますと、セミナーにも米国、豪州、ドイツからも多数の先生、会員が参加して大盛況。懇親パーティも実に楽しく有意義だったとのこと。 そのなかでも、平尾副館長が五段(師範)に、杉本副館長が四段(准師範)にそれぞれ昇段を果たし、また茅ヶ崎道場OBの上地さんも同じく四段(准師範)を取得するなど、我々にとって記念すべき審査会となりました。 平尾副館長は、東京本部設立18年目にして初の五段昇段を果たし、杉本副館長は茅ヶ崎道場第1号会員として9年間地道に精進した成果を引っ提げての堂々の合格。 上地さんは、今回の昇段を契機に愛知支部長として東京本部から独立し、東海地区での斯道普及に邁進することとなりました。(「上地流の上地です」。この挨拶ができる上地さんを、実は昔から羨ましいなぁ〜と思ってました(笑)) 総会では、小手鍛えの昔の鍛練方法や、約束組手で「上地流段組手」が正式審査科目に採用されるなど、今後皆さんにきちんと指導しなければいけない変更事項がいくつか生じましたので、各道場で順次メニューを組んで普及して行きたいと思います。(じっくり取り組みますので、心配ご無用です) ご存知の通り、我が協会は、「空手」ではなく「唐手」という呼称を敢えて使用しています。 さて、今月16日(日)には東京本部の春季昇段審査会が開催されます。 最後に、本日の湘南ライフタウン道場稽古の時間に、今回の総本部昇段審査合格者の氏名札(道場に掲示)を、新しく掛け替えて来ましたので、そのスナップを添えます。
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