宇宙のお話し

館長  藤本 恵祐

 2013年8月10日

会員・保護者の皆様も夏休みの方が多いかと思います。
今日は少し大風呂敷を広げて(笑)、宇宙の話しなど。

ご存知かと思いますが、8月12日(月)深夜から翌朝にかけて、ペルセウス座流星群が観測できるそうですね。

 普段は日常生活に紛れ、宇宙のことなんか考える機会は少ないのですが、皆さんもこの機会に流星観測しながら、広大な宇宙について想像を膨らませてみてはいかがでしょうか。  

昔、私の職場の上司が飲み会の席でこんなことを私に。
「藤本君。仕事で辛くなったら夜空を見上げてごらん。遠くに無数の星が見え、無限の宇宙が広がってる。なあ、僕たちの仕事の悩みなんか、宇宙から見たらどれだけちっぽけなことか解って勇気が湧くよ」
 

いやー、すっかりそのお話しが私の心の壺にはまったのでありました。人間は時折目線とスケールを変えて物事を多面的に考えることが大事なようですね。  

さて、少し手前味噌になって恐縮ですが、湘南ニュースでもご案内があった通り、8月9日(土)、茅ヶ崎市主催の「ちがさき宇宙教室」が開催され、宇宙飛行士の野口聡一さん(茅ヶ崎北陵高校OB)、小惑星イトカワへの探査機「はやぶさ」の運行プロジェクト責任者を務められたJAXAシニアフェロー・宇宙科学研究所の川口淳一郎教授(複数映画化され、渡辺 謙などが川口教授役を演じた)をゲストとして、特別講演やトークセッションが開催されました。
インターネットで聴講された方もおられるのではないでしょうか。
 (JAXA http://www.jaxa.jp/projects/index_j.html )

そのセッションに、色んなご縁があって、藤沢道場、茅ヶ崎道場OBで私の息子、哲也も出演させて頂くことになり、私も気になって、家族で出かけてきました。  

「夢を語る」というテーマのセッションでしたが、特別講演も含め、何せ宇宙の話しがバックですので、壮大なスケールのトークは、ややもすると日常生活に埋没しかねない私にとって、大変刺激的な内容でした。  

川口教授のコメント。  

「科学は人類にとって高い塔を打ち立てること。高みに登らなければ、新しい発見などあり得ない」

「教科書を信じるな。教科書は過去の事実の集積であり、未来を読み解くにはむしろ邪魔になる」  

何と含蓄が深い。

 そして川口教授も野口さんも、「宇宙には人間以外の生命体は必ずいると信じている」と発言されていました。

 ワクワクしますね。

 さて、我が湘南修武館からも、将来宇宙飛行士や研究者になる少年少女会員が出たら嬉しいな、なんて思いつつペンを置きます。  

PS
野口さん、川口教授を囲んでの懇親会模様のショットを添えます。(野口さんの左隣りが息子です)

 








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