行ってきましたベトナムへ

館長  藤本 恵祐

 2013年8月17

8月上旬に、仕事の関係でベトナムに行って参りました。
直行便が満席だったので、成田からタイ・バンコク経由でハノイに入りました。
 

うだるような暑さは日本と変わりません。  

国土面積が日本の約9割、人口約9000万人ですが、国民の平均年齢が何と約25歳。ベトナム戦争で当時の成人男女がたくさん亡くなったことが影響しているそうですが、それにしても平均年齢約45歳の日本と比べて、何と若いことか。  

先ず驚いたのは、昨年8月に中国福建省訪問時と同じく、街中のバイクの多さと、クラクションの音です。早朝から深夜まで、市内は喧噪的な雰囲気。写真にありますように、とても日本人には車の運転や道路の横断など、危なくて絶対に無理だと思いました。(現地の方は家族4人で1台のバイクに乗ったり、上手に道路を渡ったりしてビックリです)  

現地で、一体なぜ夜中まで皆さんバイクで市中を走り廻っているのか聞いてみますと、なるほど、という理由がちゃんとあったのです。  

ご存知の通りベトナムは現在経済成長著しい新興国の仲間ですが、平均的な賃金は1〜2万円程度で、冷蔵庫やエアコンなど、家電製品の普及率はまだ10%以下だそうです。  

従って、自宅で料理する習慣もあまりなく、3食を市中の屋台で済ませたり、夜も家の中は暑いので、バイクを走らせて涼んだり、公園でダンスに興じたりするのが普通の生活なんだそうです。そうです、だから夜中まで皆さんバイクであちこち移動してるんです。  

郷に入っては郷に従えとの諺がありますが、ちょっと我々日本人には真似のできない生活様式かも知れません。(でも、フォーやブンチャーなどの食事は、日本人にもぴったりの味付けで美味です)  

しかし、ベトナムの皆さんは総じて親日家。若い皆さんは日本で働いたり観光に行くのが夢なんだそうで、何だか嬉しくなりました。若い国の皆さんは勢いがありますから、その熱気を我々高齢化先進国の日本も少しは分けて頂きたいものです。  

そんなこんなを考えながら、街中を早朝ウォーキングしていたら、偶然ですが、路線バスの車体広告に、何と空手衣姿の女性が・・・!慌てて写真を撮りましたが、どうやら健康食品(サプリメント?)関係の広告みたいです。  

いやはや、ベトナムに来ても空手とは縁の切れない私でした(笑)  

皆様も是非一度訪問してみてはいかがでしょうか。

(北部のハノイは政治の中心、南部のホーチミンは経済、観光の中心ですので、先ずはホーチミンかも知れません)








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