組織は成長する

館長  藤本 恵祐

 2014年7月22日

7月20日の首都圏大会も、お蔭さまで無事盛会のうちに終了しました。
ご協力頂いた選手、運営委員、保護者の皆様にあらためて御礼致します。
 

今大会は18回目となりましたが、初期の頃を思い起こせば、大会事務局(裏方)は資料作成ノウハウ等の事情により、ほぼ私一人で担当。
事前準備のため大会前日は毎回徹夜となり、審判員もまだ少なくて終日組手の主審で立ちっぱなし・・・。
慰労会の後はもう「バタンキュー」という感じでした。
大会翌日は疲れ果て、放心状態で1日を過ごしたことを覚えています。

しかし、今やどうでしょう。公式ホームページをご覧になればわかりますが、審判員は講習会の継続開催により20名を超え、有段者会員の皆さんを中心に、会場設営から試合進行、撤収まで運営委員として獅子奮迅の活躍。
私は大会会長として安心し切ってお任せできる状況です。
審判、運営委員の皆さんの統一ユニフォーム(協会ポロシャツ)も実に整然としていて、凛とした雰囲気を盛り上げてくれます。
 

私も現在52歳。道場運営を始めてから約20年になり、「いやー、自分も気が付かないうちに年齢を重ねて来たんだなー」と感慨に耽っておりましたが、「その裏返しとして、組織もきちんと育ってきたんだな」と今大会で改めて感動した次第です。 

組織は人の集合体ですから、構成メンバーの新陳代謝も当然起きます。
私もいずれは安心して後進にバトンタッチできるよう、次の世代を担う皆さんと共に、さらに組織=東京本部と湘南修武館に磨きをかけたいと願っています。

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