『人生の風物詩』 |
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館長 藤本 恵祐 |
2014年8月3日 |
残暑お見舞い申し上げます。
夏季休暇をお楽しみ中の会員、保護者の皆様も多いかと思います。
私は8月2日(土)の茅ヶ崎サザンビーチ花火大会を見に行きました。
ものすごい人出でしたが、右手に小田原、左手に横須賀の花火の競演を眺めながらの贅沢なひと時。子供たちが「たまやー」と叫ぶ声に、思わず「意味わかってるの??」と苦笑いしつつも、何ともハッピーな気分に包まれました。
言うまでもなく、花火は日本の夏の風物詩です。浴衣を着て、うちわをあおぎながら静かに光と音のショーを楽しむ・・。本当に日本人に生まれてきて良かったと思えるイベントです。
さて、四季折々に様々な風物詩=イベントがあるように、私たちの人生にも色んな風物詩があるのではないかと思います。
花火師の皆さんは、その日のために1年前から仕込みを始め、新しい種類の花火の考案をしたりしながら、かつ製造工程で絶対に事故を起こさないよう緊張感を持って作業に臨んでいると聞いています。ましてや打ち上げ当日のミスや失敗は絶対に許されないのは言うまでもありません。
人生の風物詩も、そのような目に見えない努力があってこそ、自分だけでなく、周囲の人々をも幸せな気分にするイベントとなるのではないでしょうか。
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