回り道、逆行のススメ

館長  藤本 恵祐

 2014年8月28日

毎回「ウォーキング」ネタで恐縮です。 

ウォーキングの時には、飽きないように極力新しいルートを通るようにしています。
一歩脇道に入るとかで、初めて見る公園やお店などがあったりしてとても新鮮です。
 

先日は、メインルートを完全に逆に歩いてみました。そうすると、何と道に迷いそうになったのです。

 人間とは面白いもので、やはり主に視覚で得た情報を脳に蓄積するようで、日常の生活路ではないウォーキングコースを逆に歩いてみると、脳が次に出てくる光景を予測できずに、交差点の都度、あれっ?どっちに曲がるんだっけ?なんて思わず立ち止まってしまったのです。 

しかしながら、見覚えのある家屋も逆方向から見ると全く違った印象の造形になりますし、普段は視覚に入ってこなかった表札や花壇、サーフボードが見えたりと新しい発見に脳が刺激を受けるせいか、ウキウキ弾む心持になりました。

「回り道」や「逆行」という言葉は、普段はあまり良い意味で使われませんが、(人生を語る場合は特に)、少なくともウォーキングでは素晴らしいワードであることに気が付いた次第です。

 皆さんも是非、早朝ウォーキングを始めてみませんか?
朝の40分があなたの人生をきっとバラ色に染めてくれると確信しています。
 

(夜のウォーキングは、安全性の問題や視覚に刺激を受けることが少ない点であまりおススメできない感じです)

 


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