『春の予感』

館長  藤本 恵祐

 2016年2月21日

 

インフルエンザの流行もそろそろ終息が見え、やれやれと思っているうちに、今度は「花粉」が飛散し始めたとのニュースが流れていました。花粉症に毎年悩まされる私にとっては、また憂鬱なシーズンの到来です。

 しかし、嫌なことばかりではありません。寒い冬から段々と「暖かく」なるこの季節は、心も少しずつ「温かく」なるような気がします。「夏大好き男」の私にとっては、ベストシーズンへの助走期間でもあります。 

そんなこんなで、先日近隣を散歩していると、茅ヶ崎市東海岸にある有名な「氷室椿園」(園庭)で、綺麗に咲く椿の花を発見しました。あまりにも綺麗なので思わず写メ。香もなかなか上品な感じでステキでした。まるで「もうすぐ春だよ」と道行く人々に伝えんばかりの健気な咲きっぷり。

何だか心もウキウキしてきました。 

さて、余談ですが、私は趣味で警察小説を書いています。
神奈川県警の捜査一課がモデルです。(「“トンビ”〜神奈川県警捜査一課 桜庭班の事件簿」)TVや映画では警察ものと言えば定番が警視庁と京都府警。警視庁は日本の首都警察、京都府警は何と言っても日本の伝統文化と歴史の中枢を守る警察で、視聴者が喜ぶ魅力的な観光スポットも多い、という背景があるのでしょう。

 しかし、我が神奈川県も東京と京都には負けていません。横浜、川崎などのビジネスエリアや、湘南、丹沢、箱根などの著名な観光スポットにも恵まれていて、警察ものの小説を書くには十分なポテンシャルを持ち合わせていると思っています。(「あぶないデカ」だけではもったいない、というか、高齢の役者に刑事ものの演技をいつまでもやらせるのは、本当に「危ない」(笑)) 

つらつか書きましたが、その私の第1作は地元茅ヶ崎市を舞台に執筆しており、そこに「氷室椿園」が登場予定なんです。 

さて、どのような作品に仕上がるのか・・・。 

いや、一体いつ書きあがるのか・・・(こちらの懸念が強い) 

伝記「実録・上地完文伝」改訂版や完文先生をモデルとした小説「望郷の空」(仮題)も並行して書いていますので、自分でも一体どうなるのか予断を許さない状況です(笑) 

さて、皆さんにとってはどんな春が待ち受けているでしょうか・・・。

〜茅ヶ崎市東海岸 「氷室椿園」(園庭)より〜

 

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