『けなげな・リリー』

館長  藤本 恵祐

 2016年8月13日

時あたかもお盆のシーズンですね。

夏休みを自宅や実家、旅行先で過ごされている方も多いかと思います。 

さて、今回のコラムのテーマは『けなげな・リリー』。
ん?少し艶っぽい話か? それとも若い頃の恋愛話か?

 残念ですが、いずれでもありません(笑)
リリーは日本語で「ユリ(百合)」花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」なんだそうです。

ちなみにカサブランカなど海外で人気のユリも日本原産のヤマユリなどを品種改良したとか・・・。(詳しくは下記ホームページ参照)https://horti.jp/15221

 写真は私の自宅玄関先に自生している「テッポウユリ」です。

数年前から毎夏咲くようになりました。
私の趣味のひとつは湘南海岸ウォーキングですが、この「テッポウユリ」は、本当に沿道や民家の庭先でたくさん見かけます。恐らく自生のものが大半ではないでしょうか。
(ちなみにヤマユリは神奈川県の花に指定されており、湘南エリアで群生)
 

花言葉のように、私はこの「純粋」「無垢」でどことなく「威厳」のあるユリが大好きです。

 そういえば、我が流祖・上地完文先生が晩年を過ごされた沖縄・伊江島もテッポウユリなどが群生、栽培される「ユリの島」として有名で、毎年春にはリリーフィールド公園で「ゆり祭り」が開催され、多くの観光客で賑わいます。 

偶然にも完文先生の伝記を出版した時期に合わせて我が家にも咲くようになったのは、完文先生からのご褒美なのかも知れませんね(笑)。 

そしてユリと言えばもうひとつの忘れてならないエピソードが。
私が高校時代まで過ごした熊本の実家で飼っていた犬が、真っ白なメスのマルチーズで、「リリー」と命名して家族全員で「溺愛」してました(笑)。
 

今はあまり見かけない犬種ですが、本当に花言葉通りの女の娘でした。
今から約30年前に死んでしまったのですが、彼女との楽しい思いでは、私の脳裏にいつまでも焼き付いて離れません。(家族が動物が苦手なので、もう一度マルチーズを飼いたいという私の野望は満たされないままですが・・)
 

さて、皆さんはどのような花がお好みでしょうか。


  


 

 

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