ガーナ物語

館長  藤本 恵祐

 2016年11月25日

公式ホームページでも紹介した通り、11月23日(祝)にガーナ共和国・ガーナ空手協会の皆さんを「ゆめかなかん」(湘南修武館本部道場)に迎え、交流稽古を開催しました。
今回はそのお話を少々。
 

まず、ガーナ共和国のご紹介を。
同国は西アフリカに位置する共和制国家でイギリス連邦加盟国なんですね。
面積などの概略は以下の通りです。

 今回は協会幹部のIsaac Amponsahさん、Kwabena Afriyie POKUさんほか6名の皆さんが来日されました。訪問の目的は、ズバリ「上地流唐手」をガーナに普及させたいというものです。 

ガーナ空手協会は糸東流、松濤館流などの道場からなる団体で、構成メンバーは200名くらいだそうです。(協会非加盟の道場会員を除く)先般オーストリアで開催されたWKF(世界空手連盟)の大会にも出場したりして、大変熱心に活動されています。 

そんななか、ハードコンタクト(直接打撃制)流派である上地流の存在を知り、スポーツ空手とは一線を画す伝統唐手としての技法を修得し、将来は同国に上地流を是非根付かせたいということになったそうです。 

インターネットで上地流の型などは見たことがあるそうですが、実際に稽古を体験するのは初めてのことだそうで、サンチン鍛えや小手鍛え、約束組手など熱心に学んでおられました。
しかし、さすが世界大会に出場しているナショナルチームメンバーだけあって呑み込みが早いのには本当にビックリしました!流派は違えども根っこは同じ空手なんですね。
 

みっちり3時間稽古をした後は、今後の交流プランなどを話し合いながらの楽しいランチタイム。
日本や世界の空手界などにも話題は広がり、とても有意義な時間を過ごしました。
 

ゆめかなかんでは今まで、アメリカ、ドイツ、イスラエル、オーストラリア、インドなど世界各国からゲストを迎えましたが今回はアフリカ大陸から。これからも世界の空手家との交流拠点として活用してゆきたいと思います。  

PS) 

お土産に協会ポロシャツ、協会ワッペン、日本茶、技法DVD3枚セットなどを贈呈しましたが、平尾副館長の「ロッテ・ガーナチョコレート」がバカウケしたことをご披露しておきます(笑)

 

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